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徒然getty

Billy Elliot

私、この映画が好きで、実はDVDも持っている。
今、テレビでやっているんだけど、当たり前だがフランス語になっちゃってて、少々哀しい。

これ、オリジナルでは、Billy Elliotの話す英語は、北東イングランドの方言バリバリである。それがまたいい。お話は「泣けぇ〜っ!」と言わんばかりのプロットだけれど、それでもやはりよく出来ていると思う。同じイギリスの炭坑のある地方を舞台にした「フルモンティ」も痛快な映画だけれど、これはね、いや、まぁ一度見て下さいな。(フルモンティも炭坑町が舞台だったと思うけど、ひょっとしたら違ってるかもしれません。でも、映画の最初の辺で、街が活気溢れていた頃のことを言ってたような気がするんだけど、そこで炭坑のことも言ってなかったっけなぁー?ま、いいや。あ、あと同じくイギリス映画の『ブラス!』は、確かに炭坑町舞台の映画で、これも良い映画です。まじで。)

この、Billyの訛り具合が無ければ、あのオヤジの仏頂面が無ければ、最期のシーンの感動が薄れるってーモンだ。訛りと言うと、ともするとネガティヴなイメージに取られがちだけれども、それは自分のルーツを指し示す一つの要素であって、そういった要素一つ一つを背後に持ちつつ、Billyは「現在」優美に舞う、というわけだ。言葉等無用なバレエの世界で。

それがね、吹き替えになっちゃうとさ、分かんないじゃん。
だから私は何語でも、映画を見るんなら字幕の方がまだマシだと思うんだけど。友人のHは映画が専門なんだけど、彼女の先生で日本映画や中国映画の専門家なのに、日本語や中国語が全く出来ないって人は珍しくないらしい。それって、私には全く理解出来ん。じゃあ、映画を見て一体何を感じるんだ?方言とか訛り具合って、いや、それより何より、言葉自体、映画にとってかなり重要なファクターじゃないんかえ?

話が逸れましたが、Billy Elliot良いですよ。泣きたい時、どうぞ。
by getty-ih | 2006-04-11 04:54 | 英語

思うがまま生きている、そんなgettyの独り言

by getty-ih
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