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徒然getty

でも、何となく分かる気がする...。

私はオノ・ヨーコさんが好きです。私とは正反対のタイプだから、憧れちゃうのでしょう。

Excite またもビートルズファンの怒りを買ったヨーコ・オノ

 他人は、当事者の本当の思い等を考慮することなんかほとんどありません。みんな自分達自身の思いをぶつけるだけです。
 例えば、ビートルズファンの人が彼女を良く思っていないのも、彼女がビートルズ解散の原因だと考えているかららしいんですがね。でも、ホントの所は、彼女が原因だと思いたいんじゃないでしょうか。全てのモノにははじまりがあって、終わりがあるもんです。けれども、自分の好きなモノ、愛着のあるモノには終わって欲しくない、そんな気持ちになってしまうんでしょう。分らん訳じゃありませんよ、私にだって。
 だけど、ビートルズは解散しても永遠になってるじゃないですか。ねぇ。
 
 実際、オノ・ヨーコさんがビートルズとどのような関わり方をしていたのか、私は詳細には知りません。でも、部外者には決して分らないものって、必ずあったはずです。仮に彼女が原因で解散したとしても、それならそれだけのことなんです。そこで、解散する運命だったということです。って、冷酷すぎますかね...。

 で、本題に戻りますが、彼女がジョン・レノンの遺体写真をDVDだかに出したという一件についてですが。
 私、うまく言えないけど、彼女の気持ちが分るような気がします。いや、穿った味方をする事だって出来ますよ。私もいい歳した大人ですから。センセーショナルなモノが売り上げに大きく貢献するであろうことは、容易に想像出来ます。けれども、それをさっ引いても、自分のパートナーの遺体を公開するということには、なにか並々ならぬモノを感じるのです。それがどういった感情なのか、想像の域を出ませんが、仮釈放になる(なったんでしたっけ?)犯人への怒りかもしれませんし、ジョンへの愛とある種の決別のようなモノであるのかもしれません。ともあれ、ジョン・レノンが殺されたという事実を、紛れもない残酷な事実を、「真実」として示したかったような、そんな気がするのです。そして、その奥に横たわっているのは、他ならぬ彼女のジョンへの変わらぬ思いなのではないでしょうか。

 こういう記事を読むと、イラクでの惨状を隠されたままで、そしてそれらが巧妙に隠蔽されていることも知らずに(だって、犠牲者の悲惨な写真はほとんど公に晒されることはないでしょう?)、頭の中だけで戦争批判をしている人々と重なってしまいます。事実は、私達の想像なんてとっくに通り越してますよ。事実は、我々が思っている以上に深刻で悲惨なモノです。でも、だからこそ、今ここにあるということは、とても幸福な、紛れもない事実なのです。

と、偉そうに言っちゃったぁ〜。(///∇//)テレテレ
by getty-ih | 2004-12-02 16:53

思うがまま生きている、そんなgettyの独り言

by getty-ih
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