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徒然getty

蕎麦掻き@善哉

昨夜、っていうかさっき、善哉を作った。白玉団子を作るのは面倒だったし、お餅も已に食べ尽くしてしまっていたので(泣)、蕎麦掻きを作って投入してみた。

ウマー。

蕎麦粉の香りが香ばしい。予想以上にイケル!

小豆は、『体内に溜まった良くない物質を排出する働き』があったような気が、微かにする...ので、「とにかくまぁ体に良いんだろうな」と、パクパク食べた。

ちなみに、小豆は巴里乃宮でも小豆でした。厳密にはHaricots Azukisだったけど。でもこれだと、Azukisって形容詞化しちゃってるワケね。ってか、Haricots vertsとかからの類推?
英語ではどうなんだろうと思って、ちょいと辞書引いてみたら、azuki beanでしたわ。も一つおまけに、中国語ならば「紅豆」。ついでに、ジャガイモが「土豆」だったりする。ポテチは「土豆片」。マジで。って、なんのこっちゃ。
# by getty-ih | 2007-07-23 09:27 | お料理&グルメ

Hyper Mariage! その4

狂乱の宴(爆)

Hyper Mariage! その4_b0046082_255094.jpg


さて、披露宴会場に到着した我々は、めいめい席を探して着席した。
新郎新婦が入場して来ると、怒号が鳴り響いた(笑)。

まだ外は明るい。今の季節、夜9時でもまだまだ明るいので、ドンチャンするには幾分気が引けたが、他の皆さんはそうでもないらしい(苦笑)。まずは新郎新婦、と言うか、新婦が挨拶をし(笑)、皆で乾杯をした。(あ、もしかしたら新郎新婦入場後すぐに、一踊りあったような気もする...(笑)。特に新婦のLちゃん大活躍だったような...。)

その後ディナーが振る舞われたのであるが、一品供され食べ終わる度に、毎度毎度踊り狂うこととなる。( ̄▽ ̄;)

食事はどれも美味しかった。ダンナが居たらどんなに喜んだことかと思う。ちなみに、私は美食に耽溺することに全力を注いだ結果、全ての料理の写真を撮るのを忘れ去っていた。

前菜はフォアグラや、キヌアとエビのサラダ、サーモンのテリーヌ、パテ、フェタチーズと完熟トマトのサラダ等々、のっけからいきなり豪華だった(嬉)。どれも非常に美味しかった。私の大好物であるフォアグラは、甘口の地ワインと良く合い、言うコト無しだった。

それらを完食する頃に、音楽が鳴り響いた。私が席にへばりついていると、新婦Lちゃんはマイクなど必要ない程地声がでかいくせに(笑)マイクを使って、私にステージまで出て来るように指令を下した。Mちゃんも伴い踊りに行く。

一頻り踊り、ゲームに興じた後はまた食事となる。

メインは小鴨をハチミツ入りの甘酸っぱいソースで炙ったものだった。鴨大好きな私としては至福の時であった。しかし、前菜に全力投球したのが祟って(泣)、若干残してしまった。今でもお腹が空くと、あの時残してしまった子鴨に思いを馳せる、食い意地張りまくりな私である(恥)。

その後もダンスとゲーム、食事は続く...。

フロアの中央を陣取って、サタデーナイトフィーバー(苦笑)さながらに勇ましく踊るのは当然新婦Lちゃん...。そして、そのお姉様。えぇ、ハンコ姉妹、又の名を水滴姉妹、そのお二人でございます。しかし、結局の所、出席していた老若男女皆がヘロヘロになりつつも踊りまくり、ゲームでは本気で勝ちに行っていたのは間違いない...。アンタら、その元気は一体何処から湧いて来るんだ...。そう...軟弱な私は、何度となく脱落しかけたのであります...。(しかし、その度にLちゃんに呼び出されてしまった...。)

が、何事も始まりがあれば終わりがある訳で、終わりが無いかのように見えたこの狂乱の宴も、デザートに入る頃にはそれでもやはり若干落ち着きを取り戻し(?)、終焉が近付いて来た。

デザートの前には、その日の料理を一手に引き受けていたシェフが顔を出した。(というか、Lちゃんが彼の手を引いて、厨房から引っ張りだして来たんだけどさ。)謙虚そうな細面の、ちょっと良い男だった。料理も派手過ぎず、しかしよく練られた、素晴らしいものだった。彼のセンスや人柄が良く表れていたように思う。機会があればもう一度是非頂きたい、そんな食事であった。きっとうちのダンナも大満足するに違いない。スマン、ダンナ。一足先に私だけ堪能しちゃったよぉ〜。ワッハッハ。

デザートの前には、新郎新婦がケーキ入刀をし、シャンパンが高く積み上げられたグラスになみなみと注がれた。それまで輪になってフォークダンス(?)を踊ったり、懐かしいディスコちっくな曲に身を揺らしていた(そして、汗だく...)一同も、シャンパンでもう一度乾杯だ。

シャンパンを飲みながら、私はテーブルに置かれたデザートを見て、「あぁ、宴もそろそろ終わりかなぁ。」と、ホッとしたような、ちょっと寂しいような気持ちになった。Mちゃんのふざけた写真を撮りながらデザートを楽しんでいると、最後のゲームが始まった。

見ると、新郎新婦がステージに背中合わせで座っていた。手にはそれぞれ「私」「彼(彼女)」と書かれたハート形のプレートを持っている。司会の男性が「それでは...。」と質問をし始めた。「ゴミを出すのはどっち?」「結婚を切り出したのはどっち?」「日曜日の朝食を用意するのはどっち?」などなど、微笑ましい質問が飛び出した。そして、新郎新婦の「私」「彼」「彼女」という答えが出る度に、会場がドッと湧いた。私が今ハッキリと覚えているのは、Lちゃんの所はゴミ出しはダンナさんがやっている、ということ。何故良く覚えているかと言うと、うちも果てしなくそうだからだ(爆)。

いや、実を言うと、それ以外の質問もうちの場合に置き換えて考えてみたし、その答えの幾つかも未だに頭の中に残って入るんだけど、まぁそれはちょいと胸にしまっておこうかな、ってことで。

何はともあれ、踊り狂っている新婦の写真をここでお見せ出来ないのが残念でなりませぬ。あの宴を思い出す度に、幸せな気持ちになると同時に、時折笑い死にしそうになる(笑)...。

Lちゃん、本当に末永くお幸せに。ソウルにも会いに行くでよ!
# by getty-ih | 2007-07-22 01:49

Hyper Mariage! その3

可愛らしい市役所での『爆笑婚姻手続き』

さて、楽しい食事の後、私とMちゃんはその日泊まる予定の民家(新郎のお隣さん家。家人は一体何処へ行った?)へ。Mちゃんは「ちょっとだけ寝る〜。」と言って寝てしまったので、私もやるコト無いし、寝る(苦笑)。

しばらく仮眠を取った後は、私とMちゃんにとって大事なイベントが待ち構えていた。
そう...。
化粧っすよ!

二人して化粧をする。
「もっとチーク入れた方が良くない?」
「もっと目元派手にした方が良くない?」
とは専らMちゃんの弁。私は結局いつも通りのメイクで済ませてしまった。どんなに塗ったとて、そこはそれ、アッサリ顔のアジア人っすから。

Mちゃんはスペインチックなどレスに着替える。よく似合ってて、まるでモデルさんみたい!綺麗!

私は手持ちにコレといったモノがなかったので、クローゼットに眠っていた"シンガポールの空港で買った「シンガポール航空のスッチーもどき」の民族衣装"を着る。(後に新郎に「皆が噂してるんだけど、それってスッチーの服じゃない?(笑)」と聞かれる。)何故巴里乃宮にまでこの服を持って来ていたのかは激しく謎なのだが...。

さて、そうこうしているうちに時間となり、最後までメイクを粘るMちゃんのお尻を叩いて、市役所へ向かう。花に囲まれた可愛い市役所に到着。式の前日まで、この辺りも巴里乃宮同様お天気が悪かったそうだけど、この日は何と快晴!天も味方に付けるなんて、さすが新婦のLちゃん、晴れ女!

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皆で今か今かと待っていると、黒塗りのキュートなアンティークカーが到着した。白いミニのワンピースを着たLちゃんが降りて来るのを目にした瞬間、私の涙腺は思いっきり緩んだ(爆)。Mちゃんが「もうぉ〜?早いよぉ〜!!」などとヤイヤイ言うもんだから、周りの人にも大笑いされつつ、泣く私。だってね、私たちといる時と、新郎といる時のLちゃんの表情は全く違ってるんだよ。分かってる?そこんとこ。あのえも言われぬ表情、やっぱり堪らんですよ。輝いとる訳ですよ。

で、私の第一発目の泣きも入った所で(笑)、式に参加する人がゾロゾロと市役所の中へ入る。手続きをする部屋はぎゅうぎゅう詰め。
そこで、市長さんが、何故休日であるこの日に式を執り行うことを認めたのか(新郎のご両親と新郎、共に長年の知り合いだそうな)、から始まって、一頻りお話をする。

そして、いよいよ新郎新婦が結婚の誓いをする時が来た!

「○○は△△を伴侶とすることを誓いますか...云々...。」
と市長さんが言うと、Lちゃんは感動してうわずった声で、
「Oui!!!...Bien sûr!!! Oui!!!(はいっ!も、もちろんっ!!誓いますっ!!!)」
と答える。Lちゃんらしくて笑ったけど、同時に感動して、私はまた涙(笑)。だって、Mちゃんが「Lちゃん泣いてんじゃん!」って言うんだもーん!しかし、実はそう言うMちゃんも泣いていたんだけどさー(笑)。それなのに、Mちゃんはとっととサングラスで隠しちゃって、私が泣いてることばかり周りに知らせるんだよ〜。ずるいよ〜。しかしまぁ、その後、二人して「マスカラ落ちてない???」と、互いに顔を覗き込んだ辺り、まだまだ余裕があったなー。ワハハ。

で、新郎の方も無事に誓いの言葉を述べて(彼は一言小声で「Oui」って言っただけ。でもそれが普通だわな〜(笑)。)、書類にサインをして、お決まりのキスだ。うーん、めでたい!

そんでもって、次の瞬間、Lちゃんはくるりと出席者の方へ向くと、

Je suis mariée!!! (私とうとう結婚したのよぉーっ!!!)

と叫んだのであります(爆)。その雄叫びにまた、私は笑いつつも涙したのでありました(爆)。

その後、市役所内の別棟の会場で軽食。
Mちゃんと時折会場を抜け出して外の風に当たっていると、会場からは他の誰の声もさほど聞こえないのに、何故か新婦Lちゃんの声だけはガンガン聞こえて来る(笑)。どんだけ地声デカイんだ...ヤツは(笑)。しかも、彼女の親族で唯一今回の式に出席出来た、彼女のお姉さんも(スイスの方と結婚して、ずっとスイスに住んでいる)声がデカかった。おまけにLちゃんと瓜二つ(笑)。

日本ではそっくりな親子や兄弟を「判で押したような」って言うんだとMちゃんに言うと、Mちゃん散々ウケた後、「スペイン語では水滴二つって言うんだよ。」と教えてくれた。それからというもの、ほとんど同じ動作で踊り狂う新婦とその姉を見る度に、二人が大声で話しているのを見る度に(二人ともマイク要らず)、また二人のダンナさんがどちらもめちゃくちゃおとなしい人であることを確認する度に、まぁとにかくコトある毎に「ハンコだ〜。」「水滴だ〜。」と言ってはウケていたのであります。(Lちゃんゴメンね。)

さて、この軽食の後は、いよいよ大本命、結婚式のパーティーが行われる訳ですが、この軽食もなかなかおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。プティフールや、チーズやソーセージの入った小さなパイや私の大好物のシュケットなどが山盛りでした。

皆の小腹も満足した所で、それぞれ車に分乗し、クラクションを鳴らしながらパーティー会場へと向かったのでありました。会場は緑に囲まれた「村の公民館」といった佇まいで、まさか、こんな静かな場所が、あんなに賑やかな空間へと変貌するなどとは、その時は思いもよらなかった私なのでした...。

Hyper Mariage! その4 『狂乱の宴(爆)』につづく...。
# by getty-ih | 2007-07-18 01:37

Hyper Mariage! その2

土曜日の朝、Mちゃんとオーステルリッツ駅で待ち合わせをして、結婚式の行われる田舎町へ向かった私。お昼を挟んで、パリから約2時間程の電車の旅。

食堂車など無さそうだったので、二人分のおにぎりを用意しておいた。案の定、乗車してしばらくすると私もMちゃんもお腹が空いて来たので、二人でおにぎりを食べる。あれやこれやしゃべっているうちに、予定時刻から少々遅れたものの、電車はあっという間に目的地に到着。

新郎直々にお出迎え。駅から式の行われる村までは、車をすっ飛ばして30分程だったか。新郎の実家のある所は、田舎町というよりも「村」で、まさに「カンパーニュ」なノリでありました。昔ながらの農家で、農機具の入っている倉庫なんかは、日本のそれと良く似ていて懐かしいカンジがしました。天井とか高くって。

村の人は皆親切で(私たちの到着を前に、已に出来上がっている人多数)、まずは皆一緒に遅めのお昼ご飯を食べる。というか、これも式の一部だったのかな?
素朴だけれどおいしいお料理がたくさん!ラタトゥイユ、マッシュルームのラグー、私の大好物メルゲーズ、シポラータ、地ビールならぬ地ワイン、シメはこれまた土地のチーズがてんこ盛り。おまけにバゲットがめちゃくちゃ美味しかった。明らかに無漂白の小麦粉を使ってあって、香りも味も、歯触りも素晴らしかった!

「今からこんなに食べてちゃ、式で食べられなくなるよ〜」と、Mちゃんに言いつつ、二人してガンガン食べてしまった。自重してしまったけれど、土地のワインも絶品だった。

新婦はブラジル人なので、新婦側の客人にはブラジルの人が多かったんだけど、ポルトガル語は料理名以外さっぱりな私(食いしん坊万歳)にも、容赦なくガンガン話しかけて来る(笑)。いや、或は、最初に調子こいて「ぼんじーや、おぶりが〜だ」などと言ってしまったのが運のツキか?たったその一言で、Mちゃん曰く「gettyはブラジル人かって聞いてるよー。」だと...。いや、明らかにそんな訳ないやん...。文、全く成り立ってへんやん...。(ちなみに、Mちゃんはスペイン語、フランス語以外に、イタリア語もポルトガル語も分かるんだそうな。エエのー。羨ましいっす。)
で、「私はポルトガル語全く分かりませんよ〜。」って言ってんのに、Mちゃんが嗾けたせいもあって、彼女達は

そんなことは一切お構い無しに話しまくる...。笑いまくる...。でも、私も何故かめちゃくちゃ楽しかった。

しかしまぁ、「しゅらすこ、ふぇじょあ〜だ、ぽんでけ〜じょ」であそこまでウケてくれるあたり、陽気で楽しくていいなーと思ったんですがね。前から思ってたことだけど、ますますブラジルへ行きたくなったっす。

さて、楽しい食事も終わり、ちょいと休憩してから、いよいよ市役所での婚姻の手続きと相成ります。この日は7月14日。そう、革命記念日です。通常であれば、当然この日市役所はお休み。しかし、特別にこの日の婚姻手続きが認められたんだそうです。

小さくて可愛らしい市役所での、『爆笑&感動の婚姻手続き』については次回に続く。
# by getty-ih | 2007-07-18 00:42

Hyper Mariage!その1

行って参りました、トゥール近くの田舎町で行われた結婚式。

海外の結婚式といえば、これまでに中国の少数民族の村での結婚式と、香港での結婚式に参加したコトがあったのを思い出しましたが、フランスの田舎町での結婚式も、素晴らしく、また楽しいモンでした!

Lちゃんのドレスは、白いミニのワンピースで、彼女によく似合っていました。市役所に婚姻の手続きにやって来た彼女が車から降りて来るのが目に入った瞬間、その真っ白なドレスに包まれた彼女を見た瞬間、私は不覚にも泣いてしまい(苦笑)、周囲の人に笑われてしまいました〜。

つづく。
# by getty-ih | 2007-07-17 14:54

思うがまま生きている、そんなgettyの独り言

by getty-ih
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