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徒然getty

初めて行ったぞ。 〜シテ・ユニベルシテ編〜

昨日、隔週のセミナーに出掛ける前にN君から電話があった。
「今日、夜8時以降、なんか予定あります?」

「全く無い。」

ってなわけで、この日の夜にシテ・ユニベルシテ「日本館」で行われるパーティーに行くことが、サックリと決まった。(シテ・ユニベルシテっつーのは、パリ市内にある大規模な学生寮の事だ、と、少なくとも私は解釈しております。日本館や、チュニジア館などなど、様々なお国の留学生の為の寮がある、という。とはいえ、日本館には日本人以外の学生も住んでいる訳で、シテに限って言えば各国の垣根はかなり低いと言えそうですな。かく言う私も、実は「シテのフランス館」に入りませんか〜?とのお誘いを断ったことがある。)

実は、Uちゃんつながりで知り合ったM君が日本館に住んでいたはずで、私は密かに彼にも会えるのではないかと思っていた。

N君とその彼女のHちゃんとRERの駅で落ち合うと、早速初めてのシテ・ユニベルシテに足を踏み入れる。そして、早速M君発見。

「声掛けようかと思ったのに、よく考えたらメールアドレスまだ聞いてなかったんだよぉ〜!今日は教えて。」ってなコトをお互い言い合って、メアド交換完了。相変わらずM君は楽しい人だ。

N君は日本人で、その彼女のHちゃんは中国人なのだが、フランス語が唯一の媒介言語である彼らは、たまに意思疎通に苦しむことがあるようで、この夜、私は通訳の役目も担っていたんだけど(しかし、それは心優しいN君が、腰のめちゃくちゃ重い私をなんとかパーティーに呼び出す為に考え出した口実だと思う。だって、彼らは問題なくちゃんと意思の疎通を図っている訳で。)、私はそれよりもフランス語を話さなくて済むのでめちゃめちゃ気が楽だった。

で、HやN君とワイワイやって、フェイ・ウォンネタなんかで盛り上がっていると、さっきのセミナーで見たような気がするフランス人青年がいた。

「あれ?たしかさっきのセミナーで一緒だったよね??」
と、互いにこの偶然に驚きつつも、ちょっと親近感が湧いて、しばし歓談。彼は古代日本語を研究しているそうで、日本語が話せると分かり私は大喜びだよ。でも、スマン!彼の名前をどうしても思い出せない。何だったかなぁ。でもきっと彼の方も私の名前は覚えていないはずだ。と、勝手に「おあいこ」にしてしまうあたり、私の人の悪さも天下一品だな。ふははは。

初めて行きましたが、なかなか面白かったな。特に色んな建物(全て寮らしいが)が夜の帳の中、ぽっかりと浮き上がっている様はなかなか壮観でした。会いたかった人にも会えたし、偶然に会えた人もいたし、N君とHとも楽しく過ごせたし、いやぁ、はなまるでした。

そうそう、ここって、門のところにガードマンが居るんだけども、帰り際にふと見ると、机に突っ伏しておっさん爆睡中だった。しかも、ビミョーに下を向いて仕事しているようにも見える体勢。おっさん、やるやん。
by getty-ih | 2006-02-11 23:07 | パリ

思うがまま生きている、そんなgettyの独り言

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