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徒然getty

彼、やっぱり間違ってますけど。 〜qiaobenさん、見てたらお知恵を貸して下さいな〜

今日のセミナーで配られたレジメを見ると、なーんかおかしい。
広東語の声調は、私の記憶が確かならば、声調素(toneme)は7つある。
で、第一声調は基本的には平板調であるが、まれに下降調をとる場合があったはず。

なのに、そのレジメには「51(思いっきり下降調ですがな。北京語の第4声ぐらいか。)」と書いてある訳です。で、そのレジメを作成した「若手権威主義的・啓蒙主義的助教授」君に、こっそりと「これ間違ってない?」と言うと、「広東語話せるのか?」と来た。しかも広東語で。何でそう来るんだ?あぁん?どこまで嫌みなヤツなんだと思ったので、私も「ちょっとね。」と広東語で答えてやった。この世の中、広東語を話す外国人など山ほどいるんぢゃい。お前だけちゃうわい。言っときますがね、あんたは北京語に自信あるようですけど、しっかり訛ってますから。私は訛ってたって良いし、むしろ訛りがある方が好ましいくらいに思ってるんですが、この男自分が訛っていることを絶対に認めない。よっぽど耳悪いんちゃうかなぁ。言語学の、しかも中国語の音韻なんかが専門の癖して。しかも、四川でフィールドワークしたくせに四川方言分からんのだと。不便じゃなかったんやろか?そのくせ、無理に標準的な北京語を話そう、話そうとする。そういうところ、やっぱりどこか彼の「権威主義的」なところに通じてる気がするなー。私は所謂「普通話」は話すけど、北京の方言はまず話せない。雲南訛りがあるせいか、「普通話」を話しても、大体中国の南方の人間だと思われる。でも、別にそれで良いと思ってるんだけど。なんか、彼は若いって言うのもあるけど、頭固いんだよなぁ〜。もっと楽に行こうぜー、オイ。

で、話は戻って。彼は、広東語の例の調値が間違いだなどと認める気配は一切ないのである。だけど、どう考えても「51」なんて、私は聞いたことないし、自分が使ったこともないように思うんだけどなぁー。しょうがないので、「いや、これ、少なくとも標準的な調値じゃないでしょ。確かに下降調をとる場合もあるけど、それはまれじゃないの。」と言ったが、結局うやむやになった。

帰宅してちょっとネットで調べてみたけども、やはり「51」という調値は広東語には無さそうなんだけどなー。qiaobenさんがコメントくれると良いんだけど。私の広東語はいい加減だけど、彼女の広東語は素晴らしいから。qiaobenさん、もしこれ見たらコメント下さい。
ぺこ <(_ _)>
by getty-ih | 2005-12-10 07:46 | 中国語・広東語

思うがまま生きている、そんなgettyの独り言

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