キャラ弁は無理っす。

子どもが遠足だと言って、大喜びしている。
その傍らで、私は内心ドンヨリしている。

なぜか。

いまどきのお弁当が作れないからである。
キャラ弁とか無理なんすわ。

が、うちの両親はウン十年前。キャラ弁なんてことばが影も形もないころから、キャラ弁のハシリのようなお弁当を作ってくれていた。
当時、両親二人共が早起きして作ってくれていた。

3月頃ならば、茶巾寿司をアレンジしたお雛様。
5月頃には大好きなオムライスを細く作って並べて、鯉のぼり。
特にイベントがない月には、おにぎりが可愛いお人形の顔だった。
お弁当のフタを開けると、いつもお友達が「うわー、いいねえ!」と驚いて、でも褒めてくれて、とても嬉しかった。別に自分の手柄じゃないんっすけどもね(苦笑)。

思えば、遠足の朝、台所からいい匂いとともに、両親の小さな話し声が聞こえてくるのがくすぐったかったもんだ。今回は一体どんなお弁当になってるんだろう?と、ワクワクした。

あいにく、私はうちの両親のように器用ではないので、うちの子にあんなお弁当は作ってやれそうもない。
でも、私なりに子どもからのリクエストにはできるかぎり答えている。
今回も、絶対にソーセージを入れてくれ、というので、既に全ての材料は買い揃えてあったのに、また今朝方スーパーまで買い物に行ったほどだ。

毎回、お弁当箱が空っぽになって帰ってくるのが、ささやかながら私の喜び。
キャラ弁、作れなくてスマヌ。
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by getty-ih | 2016-10-18 19:02 | お料理&グルメ