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徒然getty

スッキリした〜。

先日、百円ショップをうろついていた時に、不意に懐かしい曲が聞こえてきた。しかも名曲。

が、しかし。
曲名が思い出せない。しかも、どうしてこの曲を知っているのかも思い出せない始末。

いつぞや、バンドかS君と共にカバーしたのか、単に何処かで聞いていたのか、サッパリ思い出せない。

けれども、とにかくその時は、その旋律のあまりの美しさに、そんなことよりも聞き耳を立てる方がサクッと優先されたのであった。

そして数日後。今日こそは夜のうちに眠れそうだと思ったその時。突如頭の中でこの曲が鳴りだしたのであった(泣)。

あぁ、なんて曲だったかしら。一体誰が歌ってるんだっけ?うぅ...。思い出せない、どうしても思い出せない。

その曲は、まさに「アコースティック」であって、男性ボーカルが詩情的に歌っている。ハーモニーも美しい...。で、その発音から察するに、このボーカル、おそらくイギリス人かと。加えて、この曲調も極めてイギリス的。

あぁ、誰?誰?これ歌ってるの誰?でもって、この曲何て曲???

もう今は取りあえず寝ようと思えば思う程、頭の中に美しい旋律が...(号泣)。美しいのに辛い...(泣)。その上、そこへ追い討ちをかけるように、別の曲のことまで気になり始めてしまった。その歌には、確か"cochineal"って言葉が出てきて...。あー、何だっけ、これ一体何だっけ。

と、もう此処で辛抱堪らず起きてしまった。そして、CDやらテープ、MDをひっくり返してみた。

が...。

見つからないっ!分からん、分からん...。

こうなって来るともう意地である。乏しい情報をもとに、ネットで検索してみた。


で、

分かりました(笑)。


しかも、ふと思い出した忌々しい(苦笑)"cochineal"のお陰で分かったのであります。
それらは、偶然にも、それぞれBen Watt のNorth Marine Driveに収録されている曲だと判明(恥ずかしながら、同一人物の曲とは思ってなかった...)。

百円ショップで私が懐かしさと、メロディの美しさ&切ないボーカルに身を打ち震わせた曲こそ、アルバムのタイトルにもなっている"North Marine Drive"で、"cochineal"は"Some things don't matter"であった。

あぁ、スッキリした。
でも、今度は『どうしてこの曲に聞き覚えがあったのか』が思い出せない。S君、これ一緒にカバーしたことなんてあったっけ?それとも君が演奏したのを聴いたのかなぁ?はたまた、倫敦にいた当時に聞いたのか?或は、クラブの企画モノとかでeverything but the girl&Ben Watt特集でもやったのかしらん?うーん。思い出せん...。

で、この曲を聞いたきっかけはとうとう最後まで思い出せないまま、結局CD注文してしまった(笑)。iTunesで落としても良かったのかもしれないけど、なんかついつい。

しかし、こう、匂いもそういう側面があるけれど、音楽も一気に時を逆走させるもんだなぁと思ってしまった。この二曲は、間違いなく学生時代のあの頃に聞いたはずで、共に素敵な曲だ。しかも、North Marine Driveの美しさの威力たるや、百円ショップでとあるブツを必死に(必死ってところがカナシイっすねー。)物色していた私を立ち止まらせた程である(苦笑)。いや、本当に、雷に打たれたみたいに、百円ショップでうっとりしてしまった(笑)。正直、涙が出るかと思った。

この曲を聞くと、夏の早朝のあのカンジが、まさに眼前に甦るのですよ。皆まで言いませんが、ほら、あのカンジ。それが何なのか確認しようとすると、途端に消えてしまいそうな、淡くて、ちょいとほろ苦〜いカンジとでも言うんでしょうか(クサくてスンマセンなー。)。

なーんか、あれから随分来ちゃったんだなーと、感慨一入なのであります...。
というわけで、スッキリしたので今から寝ます。
by getty-ih | 2010-01-14 06:49

思うがまま生きている、そんなgettyの独り言

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